冬の体は水分不足
あっという間に11月になりますね。
紅葉している木々もそろそろ葉を落とし始める頃です。
落葉樹は空気が乾燥してくる頃になると少ない水分でも
生きていけるように、と葉っぱに送る水分を遮断して
葉を落とすのだそうです.。o○
生きるための工夫を植物も行っているんですね。
私たち人間は乾燥してきたからと言って体の一部を
落とすわけにはいかないのでしっかり水分を摂りましょう。
私たちの体は普通に生活していても、1日に約2.5ℓもの水分を失っています。
その中には、感じることのないまま皮膚や粘膜、あるいは呼気から
水分が失われる「不感蒸泄」と呼ばれるものがあります。
不感蒸泄は、安静時で1日約900mlと言われていますが
気温が低く、空気の乾燥した冬の環境では不感蒸泄によって
失われる水分量が増えることが報告されているそうです。
汗をあまりかかない冬は水分を失っている自覚が少なく夏場に比べ
水分摂取の機会が減ることで、脱水を引き起こす可能性があります。
また、寒いからと暖房機器を使用したまま寝ると、部屋の温度がさらに下がり
不感蒸泄量も増えると考えられています。
低温度の環境においては、体が乾きやすいことを心にとめておきましょう 😛
知らず知らずの乾燥
私たちが生活するのに快適な湿度は40~60%と言われています。
冬の湿度はおおよそ50%前後ですが、湿度は1日の中でも変化し
最小湿度は10~20%にもなります… 🙁
なぜ冬はこれほど乾燥するのでしょうか??
そもそも湿度とは空気中に含まれる水蒸気の量(飽和水蒸気量)のことで
空気は湿度が高いと含むことのできる水蒸気の量は増え
温度が低くなると含む量は少なくなります。
つまり、気温の低い冬は空気中の水蒸気量が少ないため
必然的に乾燥してしまいます。
さらに暖房機器の使用も乾燥に関係しています。
特に顕著なのがエアコンで、エアコンは空気を直接温めて温度を上げることから
加湿をしなければ室温だけが上がり、相対的に湿度が低下してさらなる乾燥を引き起こします。
密閉性の高い近年の住環境も乾燥に拍車をかけていると言えます。
このように、冬の暮らしは気づかぬうちに乾燥が進んでいます。
加湿器などを利用して湿度をコントロールするとともに
体の渇きを防ぎましょう。
とはいえ、体内の水分摂取は1日1.5~2ℓ必要なので
そんなに無理かも… :’-( と思われた方はぜひALL MY TEA の
ハーブティーを試してみてください!!
美味しすぎて無理なく摂れるかもしれません!!