アイスティーの誕生ストーリー
最近、様々なアイスティーをカフェや飲料品メーカーの市場で良く見ます。
本来、アイスティーは紅茶を冷たくし氷を入れて冷たく飲むことを意味します。
しかし、最近では、ハーブティーなど、さまざまなお茶をベースに、氷以外の様々な材料を
入れて作った飲料もアイスティーのカテゴリに属しています。
今日は夏になると必ず思い出すアイスティーの起源をご紹介しましょう。
アイスティーの起源
アイスティーが開発される以前は紅茶は暖かく飲むのが一般的でした。
その歴史は今から100年以上も前に遡ります。
1904年、米国セントルイス国際博覧会でアイスティーが最初に出されたと言われています。
博覧会で暖かいお茶を売っていた商人が、天気が暑く商売がうまくいかなかったため、
氷を入れてアイスティーを販売したのがきっかけで今日の市民権を得たと言われています。
当時は冷蔵庫、冷凍庫も家庭ごとに備えていなかった時代、
冷たいお茶は珍しくお茶市場で大きな話題となりました。
60年代後半から徐々に冷蔵庫が普及しアイスティーは、様々なバリエーションへと変貌を遂げます。
紅茶と氷を混ぜたアイスティーはレモンティーや様々なハーブを利用したアイスティー、
色鮮やかなティーカクテルなどの様々なアイスティーが生じました。
そして1980年代からはペットボトルや缶に入れられたインスタントアイスティーが
飲料メーカーから開発され、現在、世界中の人が愛飲する飲み物となったのです。