白茶ってどんなお茶?
はくちゃ・しろちゃ・パイチャと呼び名はたくさんあります。
そんな中国伝統茶の中でもお茶好きが最後に行き着くと言われている
お茶が白茶です。その歴史は古く緑茶よりも前、2000年以上昔から
中国のお茶農家さんにとって欠かす事のないお茶でした。
緑茶とどう違うの?
緑茶のように茶葉を揉んだり蒸したりはせずに弱い日光と通気性の確保された
場所に茶葉同士が重ならないように静置しておきます。
ただただずーっと時間を掛けてゆっくりと水分を抜き酸素発酵を促進させるのです。
生産工程は静置する際の水分を抜き取る(萎凋)と乾燥のみというシンプルゆえに
高度な乾燥技術と毎日の根気のいる経過管理と外気や室温、
乾燥温度や茶葉の繊細な管理技術が求められる為に年々、
生産している農家は非常に低く幻とまで言われているのが現状です。
白茶の特徴は?
白茶の特徴は茶葉が白く見えるのは揉んだり蒸したりしないので
芽や若葉の産毛がのまま残り白組めるのです。
お湯を注ぎ抽出したお茶も極めて薄く透明に近い黄色です。
水分をじっくりと飛ばして作るためにポリフェノールやカテキン、カフェインなどの
刺激性成分は酸化されていて花のようにマイルドに仕上がっています。
白茶にはからだの熱を外に放出し冷やす効果があり
二日酔い対策や熱中症、夏バテ対策にもおすすめです。
簡単にできる本格!白茶の美味しい淹れ方
白茶は普通の緑茶で使う茶器を使って召し上がる事ができます。
ただ!ひとつ!違うところは!何か!!!
抽出する温度が緑茶よりも若干低い事です。
その事だけでも気をつけながらお茶を入れていただくだけで
さらに美味しくお茶が飲めます。抽出する温度は80℃から85℃です。
では抽出する温度をどうやってコントロールするか
この温度に調節する簡単な方法は沸騰したお湯を
一度他の容器に注ぎその後に急須に入れるといいでしょう!
そのあと、3分蓋をして蒸らせばキリッとした白茶の旨味を
存分に楽しめます!ぜひ、お試しください!