花粉の季節

花粉の季節

ポカポカ陽気の後の寒気そしてまたポカポカ陽気、、、堪えますね。

そしてこの風で気になるのは花粉、、、。
予報ではそれほど飛ばないとのことでしたが
風の音を聞いているだけで鼻がムズムズして目が痒くなるようです。

何気なく食べたり飲んだりしているものが、花粉症の症状を和らげたり
悪化させたりすることがあります。
食べ物や飲み物はお薬のように即効性はないものの、花粉症の改善を意識した
食生活をすることで、少し楽に過ごせるかもしれません。

ただし、食べ物や飲み物によって得られる効果は人によって異なり
厚生労働省が行った調査によると、花粉症によいとされる食べ物、飲み物、
サプリメントを試した人のうち、その効果を実感できたという人はごく一部だそうです。

花粉症の症状が緩和できるといわれている飲み物を取り入れた場合でも、
「花粉をあびない」「花粉を体内に取り込まない」という花粉症対策の基本は怠らず
花粉症の症状が強く、仕事や勉強、家事など日常生活に支障があれば
症状に合う治療をきちんと受けることが大切です。

花粉症の予防には早めの対策、そして長い目で体質の改善や継続が必要ですが
身近な飲み物に、花粉症のつらい症状を改善するのではないか、
と期待されているものでハーブティーを飲み初めて
とても良くなったという方もいらっしゃいます。

特にルイボスティーには、フラボノイドというポリフェノールが非常に多く含まれています。
ほかのポリフェノールと同じくフラボノイドも抗酸化作用が強く、
アレルギー疾患の改善が期待できます。
アレルギー症状を引き起こすヒスタミンの放出を抑える作用がありますが
即効性はありません、毎日の習慣として飲むのがおすすめです。
カフェインが含まれていないため、夜に飲んでも睡眠に影響しないことも
ルイボスティーのよいところです。

また、ルイボス以外のハーブティーには、抗酸化作用の高いポリフェノールを
豊富に含むものが多く、とくにレモンバームに含まれるロズマリン酸は、
抗酸化作用や抗炎症作用が確認されていて、アレルギー症状を引き起こす
ヒスタミンの放出を抑える作用もあるといわれています。

フラボノイドを多く含み、くしゃみや鼻水、目のかゆみを和らげるエルダーフラワーや、
鼻づまりや涙目に効果があるとされるネトルティー、炎症を予防し、粘膜を保護するとされる
ローズヒップティー、粘膜を保護し鼻の通りをよくするペパーミント、
リラックス効果のあるカモミールなども花粉症の方に人気があるハーブです。

花粉症の症状を悪化させる飲み物を、そうとは知らずに飲んでしまって大後悔!と
ならないように、花粉症シーズンは気を付けましょう。

×アルコール類
アルコールには血管を広げる作用があり、そのために炎症を悪化させてしまうことがあります。
お酒を飲むと鼻づまりや目の充血などの症状が強くなるので、花粉症の症状が辛いときは
お酒を控えめにしましょう。

また、アルコールが体内で分解されるときに産生されるアセトアルデヒドという物質には
アレルギー症状を引き起こすヒスタミンの放出を促す作用があるため、
くしゃみや鼻づまりも悪化します。
花粉症シーズン中はできるだけ飲酒を控えることをおすすめします。
花粉症シーズン中の外でのお花見の際は、とくに要注意ですね!
花粉の防御とともに、お酒もほどほどに!

×牛乳
牛乳が花粉症などのアレルギー疾患を悪化させると一部でいわれていますが
牛乳と花粉症の関係を示す科学的根拠はありません。
ただ、牛乳を1日1Lも飲むなど乳製品を摂りすぎている場合は
牛乳・乳製品をやめると花粉症が改善することがあるようです。
牛乳が花粉症を悪化させるのは、牛乳に含まれるたんぱく質の
カゼインが胃酸や酵素の働きで固まるためとも言われていますが
カゼインはいったん固まっても、そのあとちゃんと消化されるので
心配する必要はありません。

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