「ハーブ」と「アロマ」の違いとは?
ハーブもアロマも同じ植物からの力を借りる療法でどちらも似たイメージを
持たれる方も多くいらっしゃると思います。
ハーブはお料理やお茶などの口に入れるイメージが多いのではないでしょうか?
また、アロマについては「アロマテラピー」のイメージが強く、香りを楽しみながら
リラックスをする使い方が主流だと思います。
herb … 薬草
aroma … 芳香
ハーブ(herb)は、ラテン語で草を意味する「herba(ヘルバ)」が語源で
のちに英語での「herb」へ変化しています。
直訳すると「薬草」のことで「西洋の漢方薬」とも言われています。
古代文明からハーブが薬として栽培・利用されていた記憶が残っているほど
歴史のあるものです。そしてハーブは主に香りや味つけで食用、または薬用として
様々な用途で使われる植物の事です。
一方でアロマ(aroma)は「芳香」を意味しており、ハーブ=「植物」の
香り成分だけを抽出したエッセンシャルオイル(精油)を使った自然療法のことです。
このアロマで使われるエッセンシャルオイル(精油)は心身トラブルの穏やかな回復に役立ちます。
古くから受け継がれた植物療法が体系化され、現代医学のもとになってるそうです。
ハーブもアロマも植物の力を借りて、人間の持つ本来の自然治癒力を高める
という点では同じですが、一番の違いは「内服」できるかできないかの違いでしょう。
ハーブの中には日本で違法になってしまうものもあったり、
内服に適していないものも多くありますが、一般的なハーブは食用目的が多いです。
アロマは「精油」のことを示すことから、内服することはできません。
この違いから、ハーブは体の内側から自然治癒力を高め、
アロマは香りで癒し効果を発揮するため、脳や神経を刺激し
外側からの自然治癒力を高めます。
ハーブとアロマの使い分け
□眠れない夜に
なかなか寝付けない夜にラベンダー系の穏やかな香りでアロマテラピーをしてみましょう。
緊張やストレスを和らげて気持ちを落ち着かせる効果があります。
□疲れを感じた時に
疲れを感じた時は美味しくて栄養のあるものを摂取したくなります。
そんな時はビタミンやミネラルが豊富なローズヒップのハーブティーがおすすめ。
さっぱりした味わいで気分もすっきりして免疫力のアップの効果があります。
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バラとローズヒップ、果物を加えたハーブティー。
爽やかなバラの香りとフルーツの甘味が
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