ローズヒップ(Rose hip)
●学名:Rosa Canina
●別名:ドックローズ
●分類:バラ科バラ属
●ハーブティーに使う部分:偽果
こんな人にオススメです。~ローズヒップ活用法~
・毎朝スッキリしたい人
・もっとキレイを目指す人
・アンチエイジングで!
・女性のツライ日の悩みに
・毎日を美しく元気に過ごしたい人
・季節の変わり目を元気に過ごしたい人
STORY OF ROSE HIP~ハーブの豆知識~
ローズヒップはバラ科の植物ノイバラの果実で
ノイバラはトゲが多くイバラとも呼ばれています。
野生であることからノイバラとなったと言われています。
ノイバラは英語で「ドックローズ(イヌのバラ)」と呼ばれています。
この言葉の語源はノイバラの根が狂犬病に効くといい伝えられていたからだと言われています。
そしてノイバラの花は古代エジプトやギリシャでは香水の原料として使用され
花弁は収斂作用があることから化粧品にも使われていた事もあります。
そんなノイバラの実は、ヨーロッパではローズヒップと呼び生の実はジュースやワインになり
豊富なビタミンを含んでいるため何百年もの間、ヨーロッパの農村で暮らす人々の
貴重なビタミン源として重宝されてきました。
昨今、ビタミンCが豊富な事からビタミンのCの宝庫と呼ばれ世界的に有名になったのです。
ヨーロッパの万能ハーブ~ハーブの歴史~
ノイバラは広く山野に観られる落葉の低木で高さは2メートル内外になります。
4月~5月頃に白い五弁花を咲かせて秋になると赤く熟した実が生ります。
ノイバラの種類は数十種類あり東洋のノイバラの学名はRosa mulloflora Thumbといい
日本全土にあるものと中国、朝鮮半島にある種類は同一種で非常に丈夫で
主に栽培バラとして使用されています。
ところがヨーロッパで栽培されているノイバラは薬用植物として栽培され
にきびやおできの治療に用いられてきました。
またローズヒップの実を冬の時期に風通しの良いところで干したものを
緩下剤や浄化剤として使用されてきました。
厳しい冬の寒さで野菜が不足しがちなヨーロッパの人々はローズヒップの果実を
ジャムやシロップ、リキュールなどにしてビタミンを補って来ました。
昨今、ローズヒップについて研究が進みローズヒップには豊富なビタミンCが含まれていると
発見される以前からヨーロッパでは使われてきた万能ハーブなのです。
肌の年齢を若く!美しい肌を作ってくれるハーブの代表。
肌を痛ませる原因は沢山あります。
日中の太陽の下で紫外線で肌を酷使した日や排気ガスやタバコの煙、
ストレスや不安、アルコールの摂取などそんな肌を痛めた日が多いと感じたり
鏡を見てため息が出てしまったらローズヒップが入ったハーブブレンドが良いでしょう。
ローズヒップはメラニン色素の生成を防ぎシミの予防にも役立ち
コラーゲンの生成を助けるのでプルプル肌を目指したいなんて方にはオススメです。
また肌が喜ぶビタミンCが豊富だから続けない理由は無いでしょう。
※1年のうち紫外線がもっとも強くなる夏のレジャーにも
ローズヒップティーで飲む日焼け止め対策にも!