ハーブの歴史 ― ハーブと人類の出会い ―
パスタにはバジルやオレガノ、エスニック料理にはレモングラス、
お風呂の入浴剤に入っているミントやカモミール柔軟剤などに使われるラベンダーやユーカリと
無意識にその名前は聞かない日はないハーブは我々の生活に密接にかかわっております。
今日はそんなハーブが使われ始めた時期やその起源と歴史を振り返ってみようと思います。
1-1 言葉の意味とは ― そもそもハーブの言葉の由来は?―
ハーブ(Herd)は ‘青い草’を意味するラテン語であるホバー(Herba)が由来とされております。
古代ヨーロッパでは「香りと薬草」という意味でハーブという言葉を使ったとされています。
ギリシャ神話や祭壇にハーブをそなえる儀式として古くから人々の生活の中で信仰や薬草として
多くの地域で文献神話の中で残っております。
聖書によると天地万物を創造した青い芽から始めて種と果物
そして木と鳥、魚と獣、最後に人を創造したと出ます。
ここで指している青い芽こそが ‘ハーブ’を意味しているとされています。
46億年前に地球が誕生し大きな岩の惑星は進化の過程で今日の美しい地球があると言われています。
1,000年に10cmというスピードで土が作られ草木が影を落とし小さな昆虫たちの住処を作り
動物達そして人と1個の種から今日の美しい地球出来たなんてとても素敵な話ですね。
1-2 出会い ― 人類とハーブの最初の出会い?―
最初に人類がハーブと出会ったのはいつのなのでしょうか?
さかのぼると壮大なスケールとロマンに溢れています。
人類の歴史で初めてハーブを使われた痕跡が発見されたのは
約6万年前に暮していたネアンデルタール人と推測されています。
イラク北部でヤロー(Yarrow)のようなハーブが発見されたり、
新石器時代スイスの湖畔の遺跡で食品に混ざっていたハーブが発見され
生活様式の中にハーブが使われたことが確認されています。
それ以降は世界四大文明で全世界的でハーブを使っていたとされる痕跡が確認されていています。
B.C.2800年エジプトでは薬草の使い方が記録されておりますし
B.C.2700年には中国での植物の治療効果を記録した書物が発見されています。
メソポタミア文明遺跡ではハーブ治療効果を綴った医書も発見されております。
有名な話ですが古代エジプトでもミイラの防腐剤効果にハーブやスパイスが
使われていた事などもこの頃に書かれた医書で確認されたのでした。
1-3 偉人とハーブの出会い ― 進化するハーブ ―
数万年前の暮らしの跡から出てきたものは確固とした用途が
文献や書物が無いために分かっておりません。
神様へのお供え物としてなのか?
空腹を満たすものとしてサラダの感覚で食べていたのか?
も分かっておりません。
ですが今までのハーブの価値観を変え後世に残すカリスマが3人登場します。
最初の一人は古代ギリシャの世界最古の医師ヒポクラテスです。
彼はアロマ療法で有名な薬草治療法を通じて疲労回復、解毒作用、疾病治療等の
多様な現代ハーブ医学技術を作りました。
もう二人目は女性です。しかも絶世の美女です。エジプト王妃クレオパトラです。
彼女もハーブ愛好家として知られお風呂にはバラを浮かばせベットには媚薬を塗布し
化粧品や服、香水などを作ったとされかなりハイレベルな女子力が高い人物でした。
そして最後は古代アレクサンダー大王。
彼は植物学者を同行し占領した占領地でたくさんのハーブを収集させ研究し
人々への健康の為に尽力し大きな功績を残したと言われております。
いかがでしたか?
文献神話では人類が種から創生されたと考えられそこから人類の進化と共に医学と美容など多方面で
多くのカリスマに研究され文明の進化で爆発的に人々の生活へと浸透したハーブは
世界中で愛用されるようになりました。
今日まで語り継がれたハーブは最も古く最も洗練された美と健康、
癒しの健康食品として今も世界中で愛されています。
次は中世時代のハーブの歴史から現在まどを詳しくご紹介致します。