その疲れ…

寒暖差疲労かもしれません。

2月に入り、日々大きく気温差がある日が続いていますね…。
今日も20度の地域がチラホラ…。

寒暖差疲労とは、気温の寒暖差が大きいことにより自律神経の機能が乱れ
体が疲れることを「寒暖差疲労」といいます。
人は体温を調節する際、自律神経を使って、体を震わせることで筋肉を動かしたり
血管を収縮させ筋肉を硬くすることで体温を下げます。
一方、汗をかくことで体温を下げる身体活動も行うため、それらの動きが
1日の中で何度も切り替わると、自律神経が過剰に働き、疲労を誘発します。
エアコンで例えると、暖房と冷房を1日のうちに交互に何度も使用すると
エアコン本体に負担がかかるイメージです。

寒暖差が大きい季節の変わり目に風邪を引いたり、体調を崩したりする人が
多くなるのも。これが理由のひとつです。
また、冬の時期に暖房の効いた部屋から寒い外に出て、また暖房の効いた
電車に乗る、また寒い外に出る、、、といった朝の光景も
体が寒暖差の影響を受けている状況の1つといえます。

自律神経は交感神経と副交感神経からなり、それぞれの臓器に働きかけます。
いわばアクセル(交感神経)とブレーキ(副交感神経)の関係です。
この2つは臓器にとって異なる作用であることから、その都度働きを
切り替えないといけませんが、本来は徐々に切り替えていくものです。
しかしそれが1日の中で急激に、それも何度もアクセルとブレーキをかけると
臓器に多大な負担をかけてしまうため、それぞれの臓器に関係した
様々な不調が現れることになります。

<寒暖差疲労の主な症状>
主に次の5つの症状が、寒暖差疲労に該当するそうです。
・肩こり、腰痛、頭痛
・めまい、不眠
・食欲不振、便秘、下痢
・イライラ、気分の変化
・冷え、むくみ

寒暖差疲労が起こる原因は、原理的には体に短時間で寒暖差が生じることで起こります。
しかし、その背景には寒暖差に慣れていない、言い換えればいつも室内にいて
外で汗をかいたりしていないような場合や、ストレスが強い状態、さらには生活習慣が
乱れている場合に自律神経が特に働きにくく、寒暖差疲労が起こりやすいと考えられています。

寒暖差疲労をケアするためには、乱れた自律神経を整えるのはもちろんのこと
あえて日常生活に適度な寒暖のリズムを作り、自律神経をトレーニングすることが重要です。
例えば、昼間は気温が高めのため2時間おきの寒気で外気を室内に取り入れることで
体を冷やしたり、夜は気温が低いので、温かい飲み物を飲むことで体を温めたりと
1日の中で意識的に寒暖差をつけることが自律神経のトレーニングになります。
急に体を冷やしたり温めたりしてしまうと寒暖差疲労に繋がるため、ゆっくり寒暖の
リズムをつけることが大切で、エアコンなどの冷暖房機で温度差を埋めるのではなく
自力で体温調節ができる体づくりが理想です。

激しい気温差によって自律神経が乱れることで発生する「寒暖差疲労」。
実際に私たちが「疲れた」と感じるのは「活性酸素」が引き起こしています。
寒暖差により自律神経が乱れて交感神経が過剰に反応し、バランスが崩れると
私たちの体内では「活性酸素」が大量に作られます。

活性酸素は、呼吸によって体内に取り込まれた酸素の一部が、
通常よりも活性化された状態になることで、体内の免疫機能や
感染防御などの重要な役割をする一方、過剰に生成されると
体内の細胞を攻撃してしまうようになる両刀の矢を持つ成分です。
過剰に作られた活性酸素は体内の神経細胞を傷つけはじめ、
「疲労」を発生させてしまうのです。

では、増え過ぎた活性酸素を減らすにはどうしたら良いのでしょうか。
まずは適度な運動や、睡眠時間を確保する、禁煙・減酒など、
生活習慣の改善と共に、活性酸素の減少に効果のある抗酸化作用の強い
成分を意識して摂取するのがおすすめです。

抗酸化作用が強い成分としてよく知られているのが「ポリフェノール」
ポリフェノールは植物が自身を活性酸素から守るために作り出す物質で、
ヒトにも有用と認められています。

ポリフェノールは植物の数だけあるといわれており、自然界には
8,000種類以上あるといわれています。

その中でも抜群の安定性を誇るのがアントシアニンの一種「テルナチン」です。
高い抗酸化作用があることで知られ、体の中の錆と呼ばれる活性酸素を
減少させる効果が期待できます。

テルナチンを含むポリフェノールは水に溶けやすく、比較的短い時間で
効果が現れますので、効果が実感しやすいといわれています。
また、熱にも強く、変色することが少ないので、長時間美しい青色を
キープできることでも知られています。
ただし体内で蓄積ができないため、継続性がなく、できるだけ毎日
摂取することが効果的です。

では、ポリフェノールを毎日摂取するにはどうすればいいのでしょうか?
アントシアニン含有率の高い食品やサプリメントでの摂取を
心掛けることからはじめてみましょう。

でも、毎日ブルーベリーやサプリを飲み続けるのは難しいし、
不経済…と感じてしまいますよね、、、。

そこでおすすめしたいのがハーブティーです。
ポリフェノールはもともと植物が活性酸素から身を守るために作り出した物質です。
熱にも強い性質を持っているので、ハーブティーを煮出す時に壊れる心配もありません。
毎日のお茶をハーブティーに変えるだけでポリフェノールをダイレクトに摂取することができます。

急激な冷えや暑さで体が追い付いて行かず、知らず知らずのうちに
疲労が蓄積されてしまう、寒暖差疲労。
生活習慣を見直しながら、活性酸素を減少させる成分を上手に取り入れて
疲れ知らずの体を手に入れましょう。

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